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星座は、正座して見よう。
どうも、キッチンです笑 冒頭からしょうもないダジャレを言ってしまいました。
キッチンとしては平常運転でございます笑
本日も前回に引き続き星座の解説をしていきたいと思います!
前回の記事をご覧になっていない方は、よかったらこちらからご覧ください。
nitizyou-rika.hatenablog.com
今回は「おひつじ座」と「おうし座」を取り扱います。
どちらも動物がモチーフになっており、ゼウスが絡んできます。星座の話にはよくゼウスが出てきます。彼の浮気癖が影響して、いろんな人を巻き込むのです笑
妻がいるのに、他の神や人間、精霊にまで手を出すので「ゼウスもよくやるな~」って感じですよね笑
1. おひつじ座
出典:星座図鑑
おひつじ座はかつて春分点があった星座で、黄道第一星座として重要な位置を占めていました。
今では、春分点はうお座に隣接しています。しかし、現在でも春分点を示す記号はおひつじの頭部を模した形の記号が使われています。
【神話】
おひつじ座に登場する牡羊は、ゼウスが2人の兄妹を救うために送ったものでした。
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ボイオティア王アタマスは、王妃ネフェレとの間に息子プリクソスと娘ヘレをもうけた。その後、王アタマスはネフェレと別れ、新たにイノを王妃として迎える。
王妃イノは、王との間にふたりの子を生んだ。しかし、前妻の子供、プリクソスとヘレを疎ましく思い、「プリクソスとヘレをゼウスの生贄にせよ」という神託を捏造し、2人を殺そうとする。
このことを知った実母ネフェレは、ゼウスに2人の命を助けてくれるように祈った。哀れに思ったゼウスは、金の毛皮を持つ空飛ぶ牡羊を 送り、2人はこの牡羊に乗ってボイオティアから逃げ出す。
ところが、逃げる途中でヘレは海に落ちてしまう。コルキアにひとり辿り着いたプリクソスは、牡羊をゼウスに捧げ、黄金の毛皮は当地の王アイエテスに贈られた。
王アイエテスはこの毛皮を宝として、アレスの森の木の幹に打ちつけ、消して眠らない竜に守らせたという。
また、海に落ちたヘレは海神ポセイドンに命を救われ、恋人になったという...
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以上がおひつじ座に纏わる神話になります。今回のゼウスさんは良い人でしたね。
初めてこの話を知ったとき「ヘレを助けてやれよ」って思いましたが、追手などがあって、助けることが出来なかったのかもしれませんね。
2. おうし座
出典:星座図鑑
おうし座には「すばる」の名で知られるプレアデス星団が属しています。
個人的には、おうし座の星座線をみると、ゴキブリに見えてしまいます笑
私だけじゃなかったら良いのですが...笑
【神話】
おうし座の牡牛は、ゼウスが化けた姿です。
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フェニキア王女のエウロペが海辺で草摘みをしていると、白く美しい牡牛が現れてそばにうずくまった。
エウロペは好奇心から牡牛の背中に乗ってみた。すると牡牛はいきなり起き上がり、エウロペを乗せたまま海の上を飛んだ。
牡牛と王女はやがて、クレタ島に辿り着いた。
ゼウスはそこで変身を解き、王女と愛を交わしたという。
そして、エウロペの名が「ヨーロッパ」の語源となった。
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また、プレアデス星団の7つ星は、巨人アトラスとニンフ(精霊)との間に生まれた7人の姉妹であるとされています。
おうし座のゼウスさんは、なかなかクズ男な気がしますが、「言葉巧み」ならぬ「姿巧み」に王女を誘惑したわけですね。
世の奥手な男性はゼウスを見習って、まず見た目から大きく変えると良いかもしれませんね笑
【最後に】
本日の記事はいかがだったでしょうか?
私は、ギリシャ神話の魅力にゼウスという男が一役買っていうと思っています。
そして、ギリシャ神話には長年語り継がれるだけの魅力がきっとあるのでしょう。
それでは、次回もお楽しみに~
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出典:
星座図鑑
『星座と神話がよくわかる本』
books.google.co.jp