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キッチンです。星座の解説も第3回になりました。
(前回の記事もこちらからご覧ください)
nitizyou-rika.hatenablog.com
本日は「ふたご座」と「かに座」について話していこうと思います!
「双子の絆」と「哀れな蟹」の姿に注目です。
1. ふたご座
出典:星座図鑑
ふたご座は名前のとおり、カストルとポルックスという2つの一等星が輝くことが特徴の星座です。
個人的には、冬の星座の中でオリオン座の次に見つけやすいのではないかと思います。
この記事を書くにあたり、私も初めて知ったのですが、カストルは六重連星(6つの星が重なって見える)であるとのことです。
望遠鏡で見ることで、肉眼では1つに見える星を6つに見分けることで出来ます!
星の明るさも、6つの星の明るさが合わさることで明るく見えています。
【神話】
カストルとポルックスの双子は、父違いの兄弟である。
カストルの父はスパルタ王テュンダレオスであり、ポルックスの父は大神ゼウスである。
2人は長じてそれぞれ乗馬とボクシングの名手となり、戦場で大活躍するようになる。
しかし、あるとき事件が起きる。彼らの従兄弟が2人の飼う牛を詐取し、これを奪還しようとしたカストルが殺されてしまう。
半神のポルックスは不死身であるが、普通の人間であるカストルの命には限りがあった。
激怒したポルックスは従兄弟たちを倒し、カストルの仇を取るものの、心の傷は癒えない。
そこでポルックスはゼウスに「自分も死んで、カストルと一緒にいたい」と願う。
ポルックスの気持ちを汲んだゼウスは、1日ごとに兄弟をあの世とこの世で共に暮らせるように計らったという。
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兄弟の強い絆が描かれているいい話ですね。
2. かに座
出典:星座図鑑
かに座には「プレセペ星団」という散開星団があります。
この星団はガリレオにより発見され、約40個の星の集まりであることがわかりました。
望遠鏡の発明で初めて、その正体がわかった星団というわけです。
【神話】
かに座の蟹は、英雄ヘラクレスが行った「12の難行」のひとつヒュドラ退治に出てくる化け蟹である。
ゼウスの妻である女神ヘラは、夫と愛人の間に生まれたヘラクレスを激しく憎んでいた。
そこで、ヒュドラと戦うヘラクレスのもとに、助太刀として巨大な化け蟹を送り込んだ。
化け蟹は、大きなハサミでヘラクレスの脚を切ろうとするも、ヘラクレスには存在するあ気づかれないまま、踏み潰されてしまう。
化け蟹を哀れに思ったヘラは、蟹を天に上げて、星座にしたという。
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可哀想な蟹ですね。巨大な化け蟹なのに、それを踏み潰してしまうヘラクレスはどれほど大きかったのでしょうか?
【最後に】
本日の記事はいかがだったでしょうか?
私としては今までの解説記事の中で、1番内容が濃かったように思います。
いつか誰かと星を見に行ったときにさりげなく話に出せたら良いな~
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出典:
星座図鑑
『星座と神話がよくわかる本』
books.google.co.jp