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キッチンです。星座の解説も第4回!
本日は「しし座」と「おとめ座」について解説していきますよ~
(良かったら、前回の記事もこちらからご覧ください)
nitizyou-rika.hatenablog.com
1. しし座
出典:星座図鑑
しし座は、獅子の頭の部分に相当する「?」マークを逆にしたような形が特徴的です。
オリオン座とカシオペア座以外で、初めて覚えた星座として個人的には思い出深い星座となっています。
毎年11月17日頃にピークを迎えるしし座流星群も有名で、1時間に15~20個の流星を観測できます。
【神話】
英雄ヘラクレスの「12の難行」において、最初の難行がネメアの森に住む化け獅子退治であった。
この獅子は人や家畜を襲って食うことで人々から恐れられていた。
化け獅子は蛇の女妖怪エキドナの息子であり、剣や矢を通さない分厚い革と筋肉を持っていたため、ヘラクレスも苦戦を強いられた。
そこで、ヘラクレスは作戦を変更し、獅子を棍棒で気絶させたあと三日三晩首を締め続けることでようやく殺すことに成功した。
その後、ヘラクレスは化け獅子の爪を使って、皮を剥ぎ取ると、肉を食べ、皮を鎧代わりにしたという....
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かに座に引き続き、ヘラクレスの「12の難行」が出てきましたね!
機会が有りましたら、こちらも後ほど解説したいと思います。
出典:星座図鑑
おとめ座は全天で2番目に大きな星座であり、青白く光る一等星スピカが特徴的です。
スピカは「うしかい座」の「アークトゥルス」とともに「春の大曲線」に含まれています。
春の大曲線は春の星空で、星座を探す目印となるので、皆さんも探してみてはいかがだったでしょうか?
【神話】
おとめ座の乙女として描かれるペルセポネは、豊穣の女神デメテルの娘である。
ある日、冥府の神ハデスにペルセポネが誘拐されてしまう。
娘がいなくなった悲しみでデメテルは洞窟に閉じこもってしまい、地上からは緑が消え、小麦一粒として実らなくなってしまう。
人間たちの飢餓を恐れた大神ゼウスは、ハデスにペルセポネを母の元に返すように命じる。
娘の帰りを喜んだデメテルは洞窟から出てきてたため、大地には再び作物が実るようになった。
しかし、ペルセポネは地上に戻る途中で、ハデスから渡された12粒のザクロの実のうち4粒を食べていた。
「冥府の食べ物を口にしたものは冥府に属する」という神々の掟により、ペルセポネは年に4ヶ月は冥府で過ごすことになった。
デメテルはこの4ヶ月間、悲しみにくれて洞窟に閉じこもってしまうため、地上には冬が訪れるようになったという。
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冬が来るきっかけになった神話ということで面白い話ですよね!
デメテルやペルセポネから見ると、ハデスの身勝手で始まったことなので、とんだ災難なわけですが...笑
【最後に】
本日の神話はいかがだったでしょうか?
前回に引き続き、内容が濃かったので個人的には満足感があります笑
今思うと、初回が1番薄かったかな~なんて笑
次回もお楽しみに!
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出典:
星座図鑑
『星座と神話がよくわかる本』
books.google.co.jp