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皆さん、こんにちは!
化学の始まりは台所から、どうもキッチンです!
(日常の疑問は毎週土曜日18時、他のネタは毎週火曜日18時に更新中)
本日のテーマは「自尊心の保ち方」です。つい最近まで、私もミスしたり、他人と比較することで悲観的になることが多くありました。
しかし、悲観的になり「自分はダメだ」と考える原因は、自分を変えることで無くすことができました。今回は同じ悩みを持つ方に、どのようにして私が自尊心を保てるようになったかをお伝えしたいと思います。
1. 自分はダメだという考えが生まれる原因
まずは「自分はダメな人間だ」という考えが生まれる原因について見ていきます。このような考えを持つ方は、自尊心が低いことが多いです。
自尊心が低くなる原因は、主に2つあります。1つ目は「他人との比較による劣等感」です。2つ目は「他者からの批判」です。
一見すると前者は自分が原因、後者は他人が原因であると思えます。しかし、どちらも自身の考え方次第で解決することが出来ます。次の項では、原因別に解決方法を見ていきます。
1-1. 他人との比較は意味がない
人間は他人と比較することで、「優越感」や「劣等感」を感じます。優越感に浸ることで自尊心を保とうとし、劣等感を感じることで自らを責めます。
ここで重要となるのは、劣等感は優越感でしか補うことが出来ないということです。具体的には、自分よりも仕事や課題を早く終わらせる人見て感じた劣等感は、まだ仕事や課題が終わっていない人見て得られる優越感でしか補えません。
一方で、優越感を常に感じている人は常に自分よりも能力が低い人しか見ていないので、自らひとつ上の状態へ進むのを妨げていることになります。優越感は自らの成長を妨げる原因となるのです。
いずれにせよ、他人と自らを比較することにメリットはありません。どの業界にいるにしても、上には上が、下には下がいるものです。他者との比較は、余計な精神的負担を増やしているだけなのです。
1-2. 他者からの批判は気にしても意味がない
比較と同様に、他者からの批判を気にしても意味がありません。他者からの批判は批判する人が、自分のものさしで決めた常識を押し付けていることが多いからです。
例えば、1週間後が納期の仕事を6日後に納めたとき、上司や同僚に「君は仕事が遅いからダメだ」と言われたとしましょう。
この場合の遅い、早いは何が判断基準なのでしょうか。3日後に納めた場合でも、ミスだらけでは意味がありません。「君は仕事が遅い」という基準はあくまでも上司や同僚にあるわけで、個人によって異なるものです。
むしろ他者からの批判や人の目が気になることで、本来のパフォーマンスが発揮できないことに問題があります。他人の主観的な基準は、自分では変えるが出来ません。変えようとしても、相手からすれば正しいと思っているのですから「余計なお世話」になります。
2. 自尊心を保つために大切なこと
他人との比較や他者からの批判を気にせず、自尊心を保つためには何をすれば良いでしょうか。やることは1つ、「認める」ことです。自分と他人を認めることについて個別に見ていきましょう。
2-1. 自分を認める
他者と比較することで失っていた自尊心は、自分を認めることで保つことが出来るようになります。
先程の仕事の例では、「納期に間に合わせた自分は偉い」と認めるのです。自分を褒めるのです。自尊心が低い方は、自分を認めることが出来ていないことが多いです。
「納期に間に合わせることは普通だから、偉くない」などと考えるでしょう。私も以前はそのように考えていました。ですが、普通だから凄くないのでしょうか?普通だから偉くないのでしょうか?
一度、自分を認める生活をしてみてはいかがでしょうか。「朝早く起きられた自分は偉い」、「朝ご飯を食べられた自分は偉い」、「始業時間に間に合った自分は偉い」など当たり前のことを出来た自分を褒めてあげましょう。
一見するとただのナルシストのように見えますが、やってみると日々の生活に余裕を感じられるようになります。
また、他人と比較してしまう自分も認めてあげましょう。「今日は○○さんと比べちゃったけど、気にしなくて大丈夫」と。自尊心が低い方は、「あれもダメ、これもダメ」と禁止するだけで、自分の行為を一向に認めないことがあります。
自分を認めない行為は、他人に自らの常識を押し付けていることと同じです。自らの過ちを認めた上で、そのような過ちを犯した自分を変えて行けば良いのです。
2-2. 他人を認める
他人との比較や、他者からの批判を気にしないためには、他人を自らと違う存在と認めることが大切です。
自分よりできる同僚は、優秀なわけだから良いところを真似してみる。上司の意見は、自分にはないものだから、参考にしてみようと思う。毎日遅刻するAくんは、自分とは違って時間にルーズだから気にしてもしょうがない。
などのように、他人を自分とは違う存在として認めることで、自尊心を失わず自分にとて良い方向に捉えることが出来るようになります。
他人に対する苛立ちや怒り、劣等感などは自分のものさしを基準にしているために発生します。他人を認めることで、不必要な精神的負担を減らしましょう。
3. 誰しもが無敵のメンタルを持っていた子供時代
あなたが小学生、さらに下の幼稚園や保育園に通っていたとき、世界は自分中心に回っていたのではないでしょうか?
加えて、小さい頃は他人のせいで嫌な思いをすることが少なかったのではないでしょうか?
子供とは、無限の可能性を秘めていると同時に無敵のメンタルを有しているのです。そして、子供とはとても生き生きと遊んでいるのでいます。
誰しもが必ず経験しているはずなのに、いつしか忘れてしまっている感覚。それが子供時代なのです。
私は、自分に自信がなくなったときに子供心を思い出すようにしています。他人を気にすることなく、自分に自信を持てるからです。子供心は常識を見つめ直すときにも役立ちますので、研究者を目指す上でも大切であると考えています。
皆さんも自分に自信がなくなったときは、自分を認め、他人を認め、子供心を思い出してみてはいかがでしょうか。子供時代のように生き生きとした生活を送ることができると思います。
まとめ
1. 自分はダメだと考えてしまう原因
→他人を気にすること、自分を認めないこと
2. 自尊心を保つために大切なこと
→自分と他人を認めること
3. 子供時代は無敵のメンタル
→自分を中心として、周りを気にすることなく生きていたから
本日の記事はいかがだったでしょうか。職場や学校に行きたくないときも自分の考え方次第で、環境を変えられる可能性を見出していただければ幸いです。
出典
キッチン
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