(無料版はてなブログを利用しているため、広告が入ります。ご了承ください。)
皆さん、こんにちは!
化学の始まりは台所から、どうもキッチンです!
(日常の疑問は毎週土曜日18時、他のネタは毎週火曜日18時に更新中)
本日は備忘録的な感じで軽くVPNのお話をしたいと思います。皆さんの大学でも利用できる可能性があるので試してみてください。
1. 学校に行けなくても有料のサービスを利用する方法
学校の論文購読サービス等を自宅で利用するためには、VPNを利用する必要があります。
VPNとは、Virtual Private Networkの略で、仮想的にある場所からネットワークに接続しているようにするサービスです。
VPNのサービスには有料、無料のものがあります。今回はWindows標準搭載のSSTPを例に説明したいと思います。
SSTPは特にソフトウェアのインストールなどが必要ないので、導入が非常に楽という点が大きなメリットです。
2. VPNの設定手順
今回、VPNを設定するに当たり参考にしたサイトは以下のものです。
東北大学総合情報ネットワークシステム TAINS
皆さんも「自分の学校名 VPN」で検索するとサービスの利用方法が出てくると思いますので、試してみてください。
続いて、具体的な手順について述べていきます。
2-1. 必要な情報 (学校から取得するもの)
VPN接続には、ネットワークを経由するためのサーバーの情報とユーザーの情報が必要となります。
これらの情報を使う場面は2-2.にて解説します。以下は東北大学の例で説明します。
東北大学では、認証システムにログインしてサブIDとサブIDパスワードを設定します。
認証システムにログインできたら、赤枠のサブID登録をクリックします。クリックすると下記の画面が出ますので、適宜サブIDとサブIDパスワードを登録してください。
以上で、必要な情報は揃いました。
2-2. Windows側の設定 (Windows10の例)
続いて、Windows側の設定を行っていきます。まずWindowsの設定を開き「ネットワークとインターネット」を選択します。
続いて、VPNの部分をクリックして「VPN接続先を追加する」をクリックします。
すると下記の画面が表示されます。
次のように必要な情報を入力していきます。
入力が完了したら「保存」をクリックします。
続いてネットワークアダプターの設定を行います。
赤枠の部分をクリックして、ネットワークアダプター一覧に移動し、今回設定したVPNのアイコンを右クリックして「プロパティ」を開きます。
プロパティを開いたら、赤枠内を画像のようにチェックを入れてOKをクリックします。
以上で設定は完了です。VPNに接続する際は下記のように「接続」をクリックします。
以上で接続は完了です。VPN接続を切断するときは、もう一度同じ接続先をクリックして、「切断」をクリックすることで元のネットワークに戻ることができます。
いかがだったでしょうか。マニュアルを読みながらでも15分程度で出来てしまうため、気軽に挑戦してみていただければ幸いです。
これで学校に行かなくても、家からNatureやScienceといった有名な雑誌やジャーナルを学校が契約している範囲で無料で読むことが出来ます。
キッチン
Twitter:https://twitter.com/kitchen_sato_