(無料版はてなブログを利用しているため、広告が入ります。ご了承ください。)
皆さん、こんにちは!
化学の始まりは台所から、どうもキッチンです!
(日常の疑問は毎週土曜日、他のネタは毎週火曜日に更新中)
本日は、私が舌下免疫療法(ぜっかめんえきりょうほう)を行ってきた体験談を書きたいと思います!
花粉やハウスダストのアレルギー症状にお悩みの方は必見です!
1. 花粉症との出会い
私は物心ついたときにはすでに花粉症になっていました。家は杉に囲まれる田舎でしたので、花粉症の私にとっては最悪の環境ですw
私の母も花粉症持ちです。その母曰く、私は2歳の頃から花粉症で、鼻水を垂らしながら外で遊んでいたそうですw
舌下免疫療法に出会う前は、2~4月にかけては、家の中で空気清浄機を使いながら過ごすのが1番安全な過ごし方でした。
外に出る時は、花粉症用のメガネにマスク、スプレーなどをして出かけていました。
舌下免疫療法は字のごとく、舌の下のスペースに薬剤を投与して花粉症などのアレルギーを治療します。
方法はいたってシンプルで、アレルギー元を体に取り入れて体を慣れさせることで治療します。
私が治療を始めた時は、「シダトレン」という液体タイプの薬剤を使用していましたが、今は「シダキュア」という錠剤タイプのものが主流のようです。
上の画像はシダキュアの写真です。現在私が使用しているものになります。
病院によって変わりますが、費用は月1000~1500円といったところです。
きっかけは母のパート先の専務でした。専務は約1年前から舌下免疫療法をしているそうで、次の春は花粉症の症状がかなり軽減されたと言っていました。
その話を聞いた私は、直ぐさま舌下免疫療法を始めることに決めました!
はじめは、アレルギー物質の量を抑えて体を慣れさせていきます。
【最初の1週間】
最初の1周間は一滴単位で量を調整して、投与していきました。薬剤を投与すると口の中が痒くなり、顔が赤くなるなどの症状が出ました。
アレルギー反応ですね。私の記憶ではこの1週間が1番辛かったと思います。
【2段階目の2週間】
はじめの1週間を終えると一度先生に経過観察をしてもらい、問題がなければ次のステップへと移ります。
2週間目は、アレルギー物質の量がある一定の値にまで増え、それを2週間投与し続けます。
この期間に現れた症状は、運動後の蕁麻疹の発生と大豆、もやしのアレルギー反応です。
アルティメットというフリスビーの競技を体育の授業で行った際に、運動後に大量の蕁麻疹が出来たことがありました。
パンツのゴムが擦れる位置に発生したため、汗疹などが悪化した可能性もあります。
また、大豆ともやしを食べた際に喉が痒くなる症状も出はじめました。もやしはともかく、大豆のアレルギーはかなり影響が大きいです。
私の場合は、豆乳やソイプロテインなど高濃度で大豆が含まれていなければこの症状は出ないことが不幸中の幸いです。
【開始から1ヶ月目以降】
2段階目を終えると、さらにアレルギー物質の量が増えてます。この段階からは治療終了まで一定の値を維持し続けます。
ここまで来ると、舌下免疫療法による新たな副作用は発生しなくなります。運動後の蕁麻疹は出ることがなくなりました。
約半年ほど経過した頃、花粉のシーズンがやってきました。このとき、周りが杉で囲まれているキノコ工場でバイトをしていましたw
しかし、このときのアレルギー症状はかなり軽くなっており、1時間に1回鼻をかむかかまないかという程度にまで抑えられていました。
年数を重ねるごとに症状は楽なっていきましたね。
舌下免疫療法中とは言えど、アレルギー症状がひどい時は抗アレルギー薬を飲みます。
【現在】
現在は4年目に突入しようとしています。そろそろやめても良いかなと思っているところです。
3年目以降は、花粉症の症状もほとんどなくなり、花粉症を気にしなくなっていました。
治療していたのは、スギ花粉でしたので、ハウスダストは相変わらずアレルギー症状があります。
ですので、ハウスダストの舌下免疫療法に切り替えるのもありかなと思っています。
【始めてみたい方に】
舌下免疫療法に興味がある方は、「舌の下」で検索すると専用のサイトが出てきます。
そちらのサイトでは、近くで舌下免疫療法を取り扱っている病院を調べることも出来ます。ぜひ調べてみてください!
【最後に】
本日の記事はいかがだったでしょうか。私は舌下免疫療法を始めてよかったなと思っています。
食べ物のアレルギーは自ら避けられますが、花粉はそうもいきません。騙されたと思って始めてみることをおすすめします!w
キッチン
Twitter:https://twitter.com/kitchen_sato_